【増値税と企業所得税】販促時の販売方法に係る増値税と企業所得税①

最終更新: 6日前

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上海市税務局の微信に「販売促進」に関する増値税と企業所得税について5パターンに分けての解説がありましたので、今回はその内の『①値引き』について紹介いたします。


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① 値引き

② 購入1点につきもう一点プレゼント

③ 手付金販売

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【増値税と企業所得税】販促時の販売方法に係る増値税と企業所得税①

① 値引きにかかわる増値税と企業所得税について

  • 増値税について:

 値引時の発票は、売上高と値引額を同じ発票内で分けて記載が必要。

 金額欄に売上高と値引額が分けて記載されている場合、値引後の売上高と増値税額に基づいて処理ができる。

 但し、金額欄ではなく発票右下の備考欄に値引額を記載している場合、値引額での処理はできない。


  • 企業所得税について:

 当該価格優遇は値引き(商业折扣)であり、値引き後の金額で売上高を認識する。



参考規定:

① 『国家税務総局 割引額により増値税課税売上高が低減される問題に関する通知』(国税函【2010】56号)

② 『国家税務総局 「増値税について若干の詳細問題の規定」の印字に関する通知』(国税函【1993】154号)

③ 『国家税務総局 企業所得税収入に関する若干問題の通知』(国税函【2008】875号)



 これより、値引きを行う際は増値税と企業所得税の税務処理の両側面から、増値税発票の発行時に『売上高と値引額を金額欄に分けて記載すること』を遵守することが望ましいです。



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