【企業所得税】従業員福利費について③

中国販路拡大コンサルタントをしている太田早紀です。

当ブログでは中国の会計・税務・労務に関する規定や実務について解説しております。

当ブログをご覧の皆様におかれましては、中国の会計・税務・労務について知り、中国子会社の財務面のサポートや中国での販路拡大にお役立ていただけると幸いです。

またお問い合わせも受け付けております。【 太田:ohta.shmtac@gmail.com 】

上海市税務総局の公式Wechatで、従業員福利費勘定について、よく散見される間違った税務処理の解説がありました。


中国進出日系企業の従業員福利費は、一般的には従業員の健康診断慰安旅行・新年忘年会などがあり、なじみの深い勘定科目です。



当ブログでは、税務局が指摘する実務において間違えやすい税務処理3例を紹介いたしますので、ご参考にしていただければ幸いです。



【企業所得税】従業員福利費について③




目次:
1、従業員福利費の損金算入についての変更を知らずに処理
2、従業員福利費の損金算入範囲を過大解釈
3、誤って従業員福利費科目に計上


3、誤って従業員福利費科目に計上


【間違った処理例】

上海市にあるX企業は、2018年に従業員食堂にて招待した顧客に10万元分の食事を振る舞い、『接待交際費』として計上すべきところ、誤って『従業員福利費』として計上してしまった。



また2018年末に、X企業の労働組合(工会)が組織した従業員の娯楽イベントにて購入したスポーツウェア5万元を『労働組合費』として計上すべきところ、誤って『従業員福利費』として計上してしまった



【根拠となる規定】

『中華人民共和国企業所得税法実施条例』第四十一条、第四十三条

『中華全国総工会弁公庁 関与印発「基層工会(会社の工会)経費収支管理弁法」的通知』(総工会発【2017】32号)



【税務調査の結果】

企業は適正な課税所得額に修正をし、また企業所得税の追納及び延滞金を支払うことになりました。

【顧問サービスのご案内】 弊社では以下顧問サービスをしています。

●月次での記帳代行

●毎月記帳証票と会計データを日本事務所に郵送して頂き、日本事務所内でのチェック

●弊社日本人担当者が3か月に1回訪中し、顧問先様の社内での記帳証票等の往査

顧問先様のご要望にあわせてサービス内容を柔軟にカスタマイズいたします。

サービスの詳細料金の確認はこちらまでご連絡ください。

メールアドレス:ohta.shmtac@gmail.com

〇対個人サービス

日本での決済が便利なココナラを通してご相談いただくことをお勧めいたします。



© 2019 慧夢拓(上海)企業管理諮詢有限公司 

上海オフィス(提携先事務所)
 
住所:上海市嘉定区江橋鎮万達広場8号オフィス棟