【個人所得税】電子申告・納税システムログイン方法『実名登録』②
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【個人所得税】電子申告・納税システムログイン方法『実名登録』②

更新日:2021年8月27日

中国販路拡大コンサルタントをしている太田早紀です。

当ブログでは中国の会計・税務・労務に関する規定や実務について解説しております。



当ブログをご覧の皆様におかれましては、中国の会計・税務・労務について知り、中国子会社の財務面のサポートや中国での販路拡大にお役立ていただけると幸いです。

 
【個人所得税】電子申告・納税システムログイン方法『実名登録』②


 2019年11月から個人所得税の電子申告・納税システムのログイン方法が変わりました。11月から数カ月に渡る新旧ログイン方法の移行期間を経て、2020年1月1日から正式に新ログイン方法が実施されました。



↓ログイン画面。赤枠内の中国語『实名登录』を和訳すると『実名登録』。『実名登録』とは、税務申告担当者が自身の姓名・身分証・携帯番号を税務局(税務局公式アプリも含む)に届け出、ログイン用のユーザー名やパスワードを設定し、ログイン用のユーザー名やパスワードを使用して電子申告・納税システムにログインすることです。

※当画像の中央部にある赤枠内の中国語『身份证件号码/手机号码/用户名』を和訳すと『身分証番号/携帯番号/ユーザー名』。



 税務申告担当者が自身の姓名・身分証・携帯番号を税務局に届け出る際、税務局の公式アプリを税務申告担当者の携帯にインストールする方法もあります。

 ただし、外国人の場合、当アプリは現時点では外国人の身分証(パスポート)に対応していないため、インストール後に税務局窓口での関連情報の登録が必要になります。



 当アプリは個人所得税の確定申告でも使用するため、確定申告前までに使用ができる状態にしておくことをお勧めいたします。



 なお、税務申告担当者が法定代表者或いは財務責任者ではない場合、法定代表者或いは財務責任者から税務手続担当者へ権限貸与の手続きが必要です。



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