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【上海ジャピオン010号】そもそも発票(領収書)は、なんのためにあるの?

更新日:10月11日

 上海在住の日本人向けの日系情報誌、『上海ジャピオン』にて毎月一回コラムを投稿しております。(https://book.yunzhan365.com/bookcase/jhev/index.html)

 上海ジャピオンは、食事処やその時期の上海の楽しみ方など様々な現地情報が得られますので上海ジャピオンは上海在住の日本人だけじゃなく、上海に出張する方にもお勧めです。上海出張の際にはぜひ事前にチェックしてみてください。

 
【上海ジャピオン010号】そもそも発票(領収書)は、なんのためにあるの?





 中国において発票とは、企業の営業活動において顧客に提供する領収書や請求書であり、また企業の財務活動においては、原価や費用を企業所得税の計算時に損金算入するための重要な証憑書類です。

 1分ほどで読了できるように簡潔にざっくりと必要な情報のみを執筆したコラムですので、どうぞご覧ください。



中国の発票とは?

 企業の営業活動において顧客に提供する領収書や請求書であり、また企業の財務活動においては、原価や費用を企業所得税の計算時に損金算入するための重要な証憑書類です。

  

実際の取引内容と異なる発要は発行できますか?

 規定により、販売者が発票を発行する際、業務の実態に沿った発票を発行する必要があり、購入者の要求に応じて業務の実態に合わない発票を発行することは禁じられています。

 

購入者欄に納税者識別番号がない「増値税普通発票」は有効ですか?

 2017年7月1日より、購入者が企業(※)であり、かつ、販売者に対して「増値税普通発票」の発行を要求するにあたり、購入者の納税者識別番号または統一社会信用コードを提供することが義務付けられました。加えて販売者がその購入者に対して「増値税普通発票」を発行する際、購入者側の納税者識別番号または統一社会信用コードの記載欄に記載しなければなりません。この規定に反する発票は、税法上の証憑書類として有効ではありません。そのような発票を受領した場合は再発行を依頼しましょう。

 ※企業について・・・法人、非法人企業、企業の支店、個人独資企業(個人事業主とは異なる)、パートナー企業などが含まれます。


※根拠規定・・・・

増値税発票の発行に関連する問題の公告(国家税務総局公告2017年第16号)

 

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