徴税代行手数料について(代扣代繳、代收代繳、委托代征の三代手数料)

更新日:2021年8月29日

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徴税代行手数料について(代扣代繳、代收代繳、委托代征の三代手数料)

中国では源泉徴収した個人所得税や各種税目について、実際に源泉徴収をした源泉徴収義務者や徴税請負人に、税務局に代わり徴収したとして徴収代行手数料を支払う規定があります。各徴税行為により『代扣代繳』『代收代繳』『委托代征』の三種類に分けられ、すべてに代行の代が付くことから【三代手数料】と呼ばれています。今回は【三代手数料】について、紹介いたします。



目次:
① 三代手数料の種類
② 三代手数料の一覧表
③ 三代手数料の申請期限を超えてしまった場合

①三代手数料の種類

●代扣代繳・・・源泉徴収義務者である会社や個人が納税義務者に支払う収入から税金を徴収し税務機関に納税すること。


  • 対象税目:個人所得税、非居民企業の源泉徴収企業所得税・増値税・都市建設税・教育費付加

  • 代行手数料:2%

  • 代行手数料の上限:70万人民元/年



●代收代繳・・・源泉徴収義務者である会社や個人が納税義務者から受領した税金を税務機関に納税すること。


  • 対象税目:車両車船税、委託加工消費税、その他税目

  • 代行手数料:車両車船税は3%、委託加工消費税は2%、その他税目は2%



●委托代征・・・税務機関が小口や分散または外地での徴税を各取引の関連の会社や徴税請負人に委託すること。


  • 対象税目:(海事管理)船舶車船税、車両購入税、(証券取引所)印紙税、(販売代理店)印紙税、郵政部門への徴税委託、青果市場また専門市場等の徴税委託やその他の小口・分散・外地での徴税委託

  • 代行手数料:(海事管理)船舶車船税は5%、車両購入税は車両1台につき15人民元、(証券取引所)印紙税は0.03% 上限:1000万人民元/年、(販売代理店)印紙税は5%、郵政部門への徴税委託は3%、青果市場また専門市場等の徴税委託やその他の小口・分散・外地での徴税委託は5%      



② 三代手数料の一覧表

③ 三代手数料の申請期限を超えてしまった場合

 規定によると、企業が前年度の代行手数料を翌年の3月30日までに税務局に申請しない場合、税務局は企業が申請する権利を放棄したと見做して、代行手数料は不要と見做すようです。



 実務上、企業が個人所得税の源泉徴収代行手数料の申請をしていない場合、税務局から各企業に対して申請するように指示または通知が出されます。ただし、その他税目については、税務局から自主的に指示や通知を出すことはないようです。



 なお中国進出日系企業の場合、非貿易送金に関する実務で親会社である非居民企業のために企業所得税や増値税の源泉徴収を行うことがあり、関連の源泉徴収代行手数料は申請することができます。申請を失念しないようにご留意ください。



参考規定:関与進一歩加強代控代収代征税款手続費管理的通知

     財行【2019】11号



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