【個人所得税】個人所得税の確定申告に関連する給与所得とは?
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【個人所得税】個人所得税の確定申告に関連する給与所得とは?

更新日:2021年8月26日

中国販路拡大コンサルタントをしている太田早紀です。

当ブログでは中国の会計・税務・労務に関する規定や実務について解説しております。


当ブログをご覧の皆様におかれましては、中国の会計・税務・労務について知り、中国子会社の財務面のサポートや中国での販路拡大にお役立ていただけると幸いです。

 

今回上海税務局の公式微信に、『個人の確定申告に関連する給与』についてQ&Aがありましたので紹介いたします。

Q&Aは全部で10問あり4回に分けて紹介いたします。今回は初回になります。



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Q1~3:当ページ



【個人所得税】個人所得税の確定申告に関連する給与所得とは?


①1~3問

Q1:給与所得とは何ですか?


A1:個人が職務に就く或いは雇用されることにより取得する給与・賃金・賞与・特別ボーナス・手当及び関連のその他所得を、給与所得としています。



Q2:出演者が当企業が企画した公演に参加し取得した報酬は、給与所得に該当するのでしょうか?


A2:公演に参加した出演者並びに監督が当企業より取得した報酬は給与所得に該当し、『給与・賃金所得』のカテゴリで個人所得税を申告し源泉徴収します。



Q3:企業の董事・監査役を務め取得する収入は給与所得に該当するのでしょうか?


A3:

(1)企業の董事・監査役を務め尚且つ企業に常駐していない場合・・・、

董事報酬・監査役報酬は労務報酬に該当し、『労務報酬所得』のカテゴリで個人所得税を申告納付します。

(2)個人が企業の董事・監査役を務め尚且つ企業(関係会社含む)に常駐している場合・・、

使用人兼務董事・監査役が取得する収入は給与所得に該当し、董事報酬・監査役報酬と給与は合算し全て『給与・賃金所得』のカテゴリで個人所得税を申告納付します。


 

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