top of page
ohtashmtac

【上海ジャピオン004号】中国で発行されたキャッシュカードを使って、日本で日本円を引き出したいのですが、注意点はありますか?

更新日:9月18日




 上海在住の日本人向けの日系情報誌、『上海ジャピオン』にて毎月一回コラムを投稿しております。(https://book.yunzhan365.com/bookcase/jhev/index.html)

 上海ジャピオンは、食事処やその時期の上海の楽しみ方など様々な現地情報が得られますので上海ジャピオンは上海在住の日本人だけじゃなく、上海に出張する方にもお勧めです。上海出張の際にはぜひ事前にチェックしてみてください。

 
中国で発行されたキャッシュカードを使って、日本で日本円を引き出したいのですが、注意点はありますか?





 中国の各銀行が個人に対して発行するキャッシュカードを使って、日本の各銀行のATMで日本円を頻繁に引き出した結果、『急にATMで引き出せなくなった!』、『引き出せなくなった年の翌年も引き出せない!』という声を耳にします。そこで国外利用時の注意点をお伝えいたします。

 1分ほどで読了できるように簡潔にざっくりと必要な情報のみを執筆したコラムですので、どうぞご覧ください。



【文字お越し】

国外利用時の注意点

 中国の各銀行が個人に対して発行するキャッシュカードを使って、日本の各銀行のATMで日本円を頻繁に引き出した結果、『急にATMで引き出せなくなった!』、『引き出せなくなった年の翌年も引き出せない!』という声を耳にします。そこで国外利用時の注意点をお伝えいたします。

 

海外での現金引き出し限度額は?

 外貨管理局の規定(※)によると、『各カードの1日あたり引き出せる限度額は、1万元相当を超えないこと』、『年間の引き出し限度額は、総額で10 万元相当を超えないこと』となっています。カードを複数枚所有している場合は、各カードで引き出した金額を合算した総額になります。

 

年間の引き出し限度額を超過するとどうなる?

 現金の引き出しができなくなった年とその翌年の2年間は、国外での現金の引き出しが完全にできなくなります。ただし国外での現金引き出しが規制されるのであり、国内では通常通り使用できます。

 

2年間が経てば、また国外で現金の引き出しができる?

 2年間が経てば元通りに国外で現金の引き出しができます。日本のATMで日本円を引き出すことは両替の手間がなく、手数料も安価なことから非常に便利ではありますが、やはり年間の引き出し限度額にはくれぐれも注意しましょう。


※注・・銀行キャッシュカードによる海外での大口現金引き出し取引制限に関する国家外貨管理局の通達( 匯発【2017】29 号)

 

MTACではクライアント様のご要望によりそった様々なサービスを提供しております。

●月次の帳簿チェック

●中国子会社の法人設立、登記変更、撤退の手続き

●日本語、中国語の翻訳サービス

●中国会計税務に関するご相談サービス

まずはお気軽に、ご相談ください。(日本語、中国語どちらでもOK)









閲覧数:29回0件のコメント

Comentarios


bottom of page