【個人所得税】個人所得税の『源泉徴収代行手数料』
最終更新: 2020年8月18日
個人所得税の源泉徴収代行手数料とは
中国では源泉徴収した個人所得税や各種税目について、実際に源泉徴収をした源泉徴収義務者や徴税請負人に、税務局に代わり徴収代行をしたとして代行手数料を支払う規定があります。
中でも源泉徴収個人所得税の手数料とは、徴収した個人所得税額のうち2%に相当する税額を、税務局に代わり徴収代行した手数料として支払われる金額です。個人所得税法で規定されています。
参考規定:人民銀行関与進一步加强代控代收代徴税款手続費管理的通知
財政部 税務総局 財行【2019】11号
代行手数料を受け取るには、税務局への申請が必要になります。従前は税務局現地での申請が必要でしたが、近年はオンラインでの申請ができるようになりました。
オンラインでの申請は『電子税務局(中国語で网上办税厅)』を利用します。
※2020年から申請方法が変わりました。個人所得税の電子申告・納税システムで申請が出来るようになりました。
↓電子税務局内の、個人所得税の手数料の申請手続きページ

なお、企業側は取得する個人所得税の代行手数料は、日本の年末調整とは異なりますので従業員への還付は不要です。
【顧問サービスのご案内】 弊社では以下顧問サービスをしています。
●月次での記帳代行
●毎月記帳証票と会計データを日本事務所に郵送して頂き、日本事務所内でのチェック
●弊社日本人担当者が3か月に1回訪中し、顧問先様の社内での記帳証票等の往査
顧問先様のご要望にあわせてサービス内容を柔軟にカスタマイズいたします。
メールアドレス:ohta.shmtac@gmail.com
〇対個人サービス
日本での決済が便利なココナラを通してご相談いただくことをお勧めいたします。
95回の閲覧0件のコメント