2019年10月5日(土)と6日(日)は、弊社上海MTAC企業管理諮詢有限公司の日本オフィスがある豊橋市の三大祭りの一つ【羽田祭り】があり、メインの氏神様の羽田八幡宮での約800本の手筒花火の奉納を見物してきました。
『手筒花火(てづつはなび)』について
1メートルほどの竹筒に火薬を詰め、それを人が抱えながら行う花火である。手筒花火は、打ち上げ式ではなく吹き上げ式の花火で、その火柱は大きいものだと10数メートルにもなる。 愛知県豊橋市の吉田神社が手筒花火の発祥の地といわれる。
『特徴』について
通常の打ち上げ花火などとは違い、花火師が製造を行うのではなく、資格を取った地元の青年が、最初の竹を切るところから最後の火薬を詰めるところまで、全て自分自身の手によって行い、最終的に神社の祭りで打ち上げ奉納するのが一般的である。 点火すると、轟音と共にオレンジ色の火柱が上がり、仁王立ちの状態で放揚する。最後には「はね」と呼ばれる、衝撃音と共に手筒の底が破裂する爆発によって幕を閉じる。
手筒花火は全ての工程が手作りのため大きさや火薬量などすべて異なり、一斉に点火しても最後の「はね(衝撃音)」が同時にならないことが通常です。
その中で今回は、最後の「はね(衝撃音)」が同時になる奇跡的な手筒花火がありましたので、動画にて紹介させていただきます。(動画のご本人たちには了承を得ております)
ご本人たちから聞きましたが、手筒を持ち上げるタイミング、足を替えて振り向くタイミングはお互いに息を合わせたそうです。
とはいえ、最後の「はね」だけは火薬の量や竹筒の大きさが一つ一つ異なることなどもあり、本人たちが息を合わせようとしても息を合わせることができないことなので、偶然だったとのことです。
近年は地域密着型の手筒花火を日本全国の方にPRするため東京などで放蕩する機会も増えましたので、当ブログにお越しいただいて皆様方にもご機会があれば手筒花火を目や耳で楽しんでいただけると嬉しいです。
豊橋の観光とお土産ガイド:http://www.honokuni.or.jp/toyohashi/spot/000245.html
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