中国販路拡大コンサルタントをしている太田早紀です。
当ブログでは中国の会計・税務・労務に関する規定や実務について解説しております。
当ブログをご覧の皆様におかれましては、中国の会計・税務・労務について知り、中国子会社の財務面のサポートや中国での販路拡大にお役立ていただけると幸いです。
またお問い合わせも受け付けております。【 太田:ohta.shmtac@gmail.com 】
中国の各種ある会計制度では、外貨建て取引は原則として発生日当日のレートを適用し会計処理を行うことと規定していますが、月初レートを適用することも認められています。
なお、一貫性の原則から、選択したレートは月内や事業年度内で恣意的に変更してはいけないとしています。実務上は処理が出来るが、敢えてしないと理解していただければ良いかと思います。
また、外貨建て金融口座及び外貨建て債権債務については、全ての記帳を完了した後、残高を月末レートにて洗い替えし、為替差損益を認識する処理を行います。
さて、中国人民銀行より12月末の各外貨レートが公表されました。
これより12月初(12/1)と12月末(12/31)の日本円・米ドル・香港ドルの為替レートをご案内いたします。下記の表をご参照ください。
2020年12月度の記帳為替レート

【顧問サービスのご案内】 弊社では以下顧問サービスをしています。
●月次での記帳代行
●毎月記帳証票と会計データを日本事務所に郵送して頂き、日本事務所内でのチェック
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