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2019年8月度の記帳為替レート

更新日:2021年8月30日

中国販路拡大コンサルタントの太田早紀です。

当ブログでは中国の会計・税務・労務に関する規定や実務について解説しております。



当ブログをご覧の皆様におかれましては、中国の会計・税務・労務について知り、中国子会社の財務面のサポートや中国での販路拡大にお役立ていただけると幸いです。

 
2019年8月度の記帳為替レート

 中国人民銀行により8月初と8月末の日本円・米ドル・香港ドルの為替レートが公表されました。下表をご参照ください。



 中国の各種ある会計制度では、外貨建て取引は発生日当日のレートを適用し会計処理を行うことが原則ですが、統一して月初レートを適用することも認められています。


 

 また外貨建て金融口座及び外貨建て債権債務は月末レートにて洗い替えを行い、為替差損益を認識します。


 8月に入ってから人民元安が大幅に進んでいます。特に8月8日に米ドルが1ドル7.0039元になり、7元台まで下落するのはリーマンショックが起きた2008年頃以来ではないでしょうか。米ドルも含め全体的に人民元安となっていますので、外貨建ての資産や債権債務を保有する企業様や個人の方は為替差損益による影響をご留意ください。




↓中国人民銀行より。

2005年頃は1ドル8元台であり、2008年に1ドル7元台を下回り6元台になる。

2008年から2019年7月まで1ドル6元台。

 

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