2019年のラグビーワールドカップ決勝は私のようなラグビーを知らない人でも目が離せなくなるほどの素晴らしい試合でした。南アフリカもイングランドもどちらも本当に素晴らしかったです。
さて、表彰式で歓喜の声を上げている南アフリカ選手達の後方で、豊橋市の融資団体による『手筒花火』の放揚があり、私も豊橋市民の一人ですので非常に興奮しながら観ていました。残念ながらテレビではよく映ってませんが、TwitterなどのSNSでは手筒花火の臨場感が伝わるような動画も多々ありますので、ありがたく拝聴いたしました。
↓火柱が立っているのが『手筒花火』
前回豊橋市の三大祭りの一つ『羽田祭り』での手筒花火放揚を紹介いたしましたが、
手筒花火は豊橋市が発祥の地と言われており、豊橋市では花火と言えば『打上げ花火』よりも『手筒花火』というほどです。
手筒花火を揚げるのは花火師などの職人ではなく、各町内の青年たちです。毎年手筒花火を揚げている青年の話では、自分が揚げる手筒花火は自分で作るのが基本で、手筒花火のベースとなる竹を取りに行くところから始まります。また竹筒に縄を巻きつける作業は一人ではできず四人一組で行います。
自分が作った手筒花火を自分で揚げることで何か起きた時も自己責任と思い、手筒花火を揚げる理由はただの自己満足ともいう、花火師ではない各町内の青年たちが自分のやりたいことの一つとしてやっている、ということでした。
豊橋市発祥の伝統文化とは言いつつも、自分のやりたいことをやっているというところが実は手筒花火の魅力の一つと私は感じました。
豊橋市の手筒花火の紹介サイト
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