世間一般に中国は街並みも産業も何もかもがスピードが速い!と言われています。
そのようなわけで私も中国情勢に後れを取るまいと、3カ月に1回は上海出張し自分なりにアップデートを行っています。
アップデートを兼ねて今回の上海出張で特に行きたかったのが『ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)』です。2019年夏なので今更ながら感はあります。
中国のポータルサイトのバイドゥ(百度)で検索してみると、ラッキンコーヒーは2017年に北京市の大型ショッピングモール『銀河SOHO』に第1号店を出店してから翌年末までに2000店舗出店しており、急成長急拡大したコーヒーショップです。
日本のサイトでも、ラッキンコーヒーの革新的なアイディアや中国の時代の潮流に乗った方針が大当たりし、中国で独り勝ちしているスターバックスを超える日も近いのではと、紹介している記事を散見することもあります。
以下が革新的なアイディアや中国の時代の流れに乗った方針です。
①店舗は商品の受け渡しと配送のみを行う。
②顧客はスマホにラッキンコーヒーのアプリをインストールし、アプリで注文から決済まで行い、店舗受取或いはデリバリーを選択する。
Wechatによるスマホ決済が主流となっている中国では実に中国ナイズされた販売形態かと思われます。
さて、そんなラッキンコーヒーを見たい知りたいと、足を運んできました。
↓ラッキンコーヒーのマーク
まずは私も同様に自分のスマホにラッキンコーヒーのアプリをインストールしました。
そのあとは以下の通りです。
①近くの店舗を探す(私は宿泊先付近のショッピングモールの5階にある店舗にしました)
②店舗受取或いは配送を選択(店舗受取を選択しました)
③好きなドリンクを注文(値段はスタバより約3割安い20元台)
④スマホ決済で支払い完了
⑤店舗まで取りに行く
⑥店舗につくと同時に商品受取完了(店舗で待つ必要もない)
↓ここが今回注文した店舗、中山公園にできた大型ショッピングモールのラッフルズシティ
↓カフェフラペチーノとグアバのスムージーだったかと。
私見ですが、上海は依然家賃が高騰化しており、人件費も上がり続けています。ラッキンコーヒーのような家賃が下層階に比べ比較的安い上層階に店舗を構えることや必要最少人数でオペレーションを回し人件費を抑えるシステムは、これからの中国ビジネスにおいて大変参考になると思われます
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