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【中国労務】中国(上海市)の時間外労働と残業代について。

最終更新: 1月22日

 アップル製『iPhone11 Pro』を製造する工場では、11月11日にある一年で最大のECセールに向けて製品を十分に供給できるように数日前から毎日残業体制をとり製造開始、との記事が出ていました。(騰訊網

そこで今回は、中国(上海市)の時間外労働と残業代について紹介したいと思います。


●中国の法定労働時間に関して

 法定労働時間の上限:1日8時間、1週44時間

●時間外労働に関して

 会社と労働組合(工会)と従業員が話し合い了承した場合、時間外労働をさせることができる。

 時間外労働の上限:1日1時間、特別な場合でも1日3時間、1ヶ月36時間

●割増賃金

(1)労働日:賃金の150%(厳密には賃金の150%を下回ってはいけない)

(2)休息日:賃金の200%(厳密には賃金の200%を下回ってはいけない)

(3)法定休暇日:賃金の300%(厳密には賃金の300%を下回ってはいけない)


【上海市での残業代の計算方法】

   公式・・月額賃金基数÷21.75日×150%÷8時間(1日)×時間外労働時間


月額賃金基数は7,000元(※)の従業員が労働日に20時間の残業をした場合、

7,000元÷21.75日×150%÷8時間×20時間=1,206.90元

※上海市では労働契約書に定めない場合、時間外労働の賃金基数を正常に出勤した場合の

 月額賃金の70%にて確定するという規定があります。


根拠法:中華人民共和国労働法 (全国人民代表大会常務委員会で制定)

中国の法定労働時間に関して(第36条)

時間外労働に関して(第41条)

割増賃金に関して(第44条)


 今回は弊社上海MTACが上海市で登記した会社のため上海の残業代の計算方法を用いていますが、日本と大きく異なる点として残業代の計算方法が中国各地で異なりますのでご留意ください。




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